中標津町議会議員 編
新型コロナウイルス対策
根室管内でも大きな影響を与えてきた新型コロナウイルス。今回、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、また町民の要望のために動かれたのかを公式の議員名簿をもとに連絡をさせていただき、FAX及びメールにて紙面回答の形をとってお聞きしました。
アンケート実施 2021年1月
質問内容
①新型コロナウイルスに関して、感染拡大防止等、町民から自身に要望があった。(あった・なかった)
②あったとご回答の場合、その内容をお答えください。
③要望のあるなしに関わらず、議員として動いた。または町への働きかけをおこなった。(おこなった・とくになかった)
④おこなったとご回答の場合、その内容をお答えください。
⑤その他、町民へ伝えたいことがございましたらご記入ください。
中標津町議会議員18名
うち回答15名/無回答1名/連絡を取ることができなかった議員2名
平山 光生(ひらやま ひろみ)氏
① なかった
② コロナウイルスに関して、町民の方と今後について話合う機会はありますが、要望には至っておりません。現状は非常に苦しいと伺いますが、中標津町として取り組める事を含め、国の動向と今後おこりうる事への最善の対策を検討しています。
③ 特になかった
④ ─
⑤ 議員として特段コロナウイルスに対する働きかけが出来ていない事に、自分の力不足を感じております。現段階では、コロナ対策費用の使用用途の確認や補助金などの情報収集と出来る事を精一杯努めております。飲食業をはじめ商業・サービス業を営む皆様は先行きが見えず、大変苦しい時期をお過ごしの事と存じます。私もより一層情報収集に力を入れ、働きかけが出来るよう努力していきますので、情報提供お願い致します。
安藤 美佳(あんどう みか)氏
① あった
② 噂やデマなどで不安な毎日を過ごしているとの事でしたので、正しい情報提供を行なった。
③ 特になかった
④ 厚生委員ということもあり、万が一に備えての町立病院との情報共有。
⑤ 周辺地域を含め、コロナウイルスの感染者数は確かに少ない方であるが、だからといって、今自分が感染していないから今後も感染しないわけではありません。自分だけの問題ではない。自分の大事な方々を守るためだとの意識を持った行動をお願い致します。
阿部 隆弘(あべ たかひろ)氏
① あった
② 感染差別に対して町の姿勢を示し、絶対にあってはならないことを町民にアピールして欲しい。
③ おこなった
④ 9月定例会の一般質問で、「新型コロナウイルス感染症差別防止対策について」質問し、町長より答弁を頂き、HPにてメッセージが公開されました。
⑤ ─
佐久間 ふみ子(さくま ふみこ)氏
① あった
② 昨年10月頃、インフルエンザとコロナウイルスの同時流行を心配する子育て中の母親から、町として子どもたちへのインフルエンザ予防接種の助成を求める声があった(予防接種を受けたいが、料金が高いし、家族全員は経済的にきびしい等)
③ おこなった
④ ・町担当部局に予防接種助成の対象状況を聞いた
・12月議会一般質問で町長に低年齢層へ助成の拡大をする考えを問いた
・町内一部の旅館・ホテル・商店などのコロナ禍の状況を実態調査に伺った(公明党の佐藤英道衆議院議員、田中英樹道議会議員、江口議員と一緒に)
⑤ 新型コロナウイルスの怖さや、未だ収束も見えないことへの不安はありますが、これからも感染症対策を各々しっかりやっていきましょう。
松野 美哉子(まつの みやこ)氏
① なかった
② ─
③ おこなった
④ 議員としてと云うことでは有りませんでしたが、活動している中で、子供達に接することが多く、大声で話さない、友達と近づきすぎない等、気をつける様に伝えていました。
⑤ 中標津では発症者が居ないと気を抜かず、一年間続けてきた「コロナ感染予防」行動をしっかり行なってまいりましょう。
宗形 一輝(むねかた かずき)氏
① あった
② SNS等による広報について、文章だけだと読まない人もいる。町民の安心を少しでも得るために、動画による町長からの発信をするべき。
③ おこなった
④ 上記内容について町広報と話し合い、動画による情報発信をして頂きました。
⑤ 中標津町において、まだワクチンの接種時期、方法、場所等の見通しは分かりませんが、町と話し合って早く安心して暮らせるようにしていきますので、がんばっていきましょう。
江口 智子(えぐち ともこ)氏
① あった
② ・各種給付金、助成金の手続きや受付に関する問い合わせ
・休業や収入減による生活不安の相談
・病院や町のコロナ対応に対する様々な要望
・コロナ禍による地方移住促進の流れを、当町でいかに成功させるかのアイディア
③ おこなった
④ ・コロナによる影響の大きい飲食業等への調査を経て、衆議院議員、道議を招いての影響調査 2回(行政、商工会等と)
・町議数名による、商工会や飲食業連合会からの聞き取り調査 1回
・要望を受けた内容をふまえての一般質問 3回
⑤ 大変な状況、不安を抱える町民の声をしっかり聞いて、その解決に向けて寄り添って参ります。
高橋 義貞(たかはし よしさだ)氏
① あった
②
1、道新が掲載している根室管内のコロナ感染者数から、根室市がHPで公表しているPCR検査陽性者数を減じた人数が根室管内4町の感染者数なのか?
1月23日現在 道新13名—根室HP10名=根室管内4町3名
3名の内訳
・中標津町=昨年春ケガで釧路市立病院入院者〜院内感染
・中標津町=中標津町役場職員〜釧路実家で濃厚接触感染
・別海町 =渡辺清掃職員
このように、わかりやすく自治体名、感染原因は公表すべきであり、公表は住民に安心感を与え自己防衛の強化につながるのではないか?
2、町内会未加入者・商工会未加入者等に対し、行政のコロナウイルス対策事業が末端まで行き届いていない。行政はマンパワーが無いことを理由にコロナ対策事業を「町内会」「商工会」等に丸投げしているのではないか?
③ おこなった
④ 昨年の6月定例会において、別海町の清掃会社から寄贈していただいた「次亜塩素酸水」を町内会で無料配布したことから「公助」とは何かを追求した。(議事録参照)
⑤ 新型コロナウイルスの感染防止対策よりも、最近は感染者への批判が目につきますが、私たちは批判よりも「感染をしない、させない努力」を、今一度基本に返って「手洗い」「マスク」「三密回避」を慣行すべきです。
全町内会連合会が行政と協議し、町内会で「次亜塩素酸水」の無料配布を行う事とした理由の一つに「町内会の加入者が増える」とありましたが、コロナ禍の非常時においてこのような考え方は示すべきでないと私は思います。
新型コロナウイルス国内感染から1年が経過しました。年度が変わる時期を迎えコロナ禍で昨年実施又は中止・延期してきた「卒業式・入学式」「広域人事異動」「各種総会」など「必要か?・重要か?・代替策は無いか?(不要不急とは言わない)」再度考えるべきです。
昨年はコロナウイルスの正確な情報が無いままに中国の春節に合わせて「さっぽろ雪まつり」が開催されました。「中標津冬まつり」の会場には約2万人が来場しましたが、幸い感染者は発生しませんでした。
これから数ヶ月後にはワクチンの接種が始まります。
すべての住民に正確な情報提供を行い、住民・行政・議会が連携してコロナ禍の終息を目指し「元気なまち、中標津町を取り戻す」事が重要と思います。
黒川 静夫(くろかわ しずお)氏
① あった
② 居酒屋をやっている人から、コロナウイルスのせいで客が減り、金融にいきずまり、本人が家に来て金融の相談を受け、後日本人と二人で商工会に相談に行きました。
③ ─
④ ─
⑤ ─
佐野 弥奈美(さの やなみ)氏
① なかった
② ─
③ おこなった
④ 正しい情報(感染者が出た時の)を町民に開示するように行政・病院へ話をした。
⑤ 中標津町立病院でも対応ができます。まず御自身の感染予防は十分にされているとは思いますが、気をゆるめる事なく続けて行くことが必要です。私自身も更に気をつけますのでご協力お願い致します。
鈴木 克弘(すずき かつひろ)氏
① なかった
② ─
③ おこなった
④ ・町内会活動で、次亜塩素水の配布を行なった。
・旅館、飲食組合等の現状・要望等を調査し、行政への働きかけを行なった。
⑤ ─
後藤 一男(ごとう かずお)氏
① なかった
② ─
③ おこなった
④ 1、国・道の方針を受け、町長が予防に向けての考え方等を示すべきと要請
2、経済も大切なことなので、一次産業の振興に対し国会議員への要望を行なった(学乳)
⑤ 高齢者への感染防止が特に大切と思いますので、正しく恐れることと思います。
佐藤 武志(さとう たけし)氏
① あった
② 次亜塩素水の町からの配布についての要望
③ おこなった
④ 2020年3月議会に「新型コロナウイルス感染まん延と町の対応について」一般質問を行いました。
⑤ 根室館内の感染者は他地域と比較して大変少ないですが、自分を守ることは他の人を守ることです。お互いがんばりましょう。
熊倉 重樹(くまくら しげき)氏
① あった
② ・国のGoToなど誰がみても感染防止にならない政策をしているのはおかしい。国がダメなら町がもっとリーダーシップを発揮してほしい(60代男性)
・町立病院が感染者を受け入れたのは良い事だ(70代男性)
③ おこなった
④ 放射線治療の為2ヶ月間釧路市立病院に入院したが、その間院内クラスターが発生し、12月8日退院時にPCR検査を受け陰性ではあったが家庭内自粛の為、定例会最終日のみの出席となり迷惑をかけた
⑤ ─
松村 康弘(まつむら やすひろ)氏
① あった
② 町内会内の飲食店から「お客(特に町民)の急激な減少により、経営がとても苦しくなってきている」との相談がありました。
③ おこなった
④
1、②の点について、一般質問を行い、コロナ禍にあっても町民が地元飲食店に安心して入店できる方法を提案した。
2、スポーツ施設等において、検温を実施する様提案した。
3、北海道の求めに応じて、コロナ患者2名の入院を受け入れた際に、町立病院の診察待合について、駐車場待機と携帯での呼び出しと、電光掲示板による順番の掲示を提案した。
⑤ この1年間で『適疎』である事が、とても意味のある事だと解りました。この価値を発信するためにも、町内レベルのイベントおにおいて、中止ではなく『適疎』を実現しながら継続していただきたいと思っています。
※2021年1月31日現在