子育てのため、田舎暮らしをはじめた男の
新たな挑戦が始まった
インタビュー:大山 雅英(おおやま まさひで)
ファーマーズチキン 中標津店
メディアにも取り上げられ話題となっている、ファーマーズチキンが中標津町の国道272号沿いで2021年2月22日にオープンする。
まだ、日本に根付いていないロティサリーチキンを「新たな外食のスタンダード」として提案するファーマーズチキン 。地域に新たな風を吹き込む。
どんなお店ですか?
2010年4月に東京都港区田町地区にロティサリーチキン専門店「ファーマーズチキン」の1号店がオープンしました。まだ日本に根付いていないロティサリーチキンを「新たな外食のスタンダード」となることを目指し、今は関東に4店舗と札幌に1店舗、クリスマス時期は三越日本橋本店で販売しています。そして、2021年2月22日に6店舗目となる中標津店をオープンする運びとなりました。
チキンを丸ごとあぶり焼く「ロティサリーチキン」は香ばしく焼き上がった皮と独自のスパイスが効いたジューシーなお肉で世界中の老若男女から愛されています。
ロティサリー専用マシンで余分な油を落としながら時間をかけて丹念に焼き上げることで「皮はパリっと、中はジューシー」な食感が生まれ、通常の調理方法よりもヘルシーに仕上ります。
なぜ中標津に出店を?
出身は東京都ですが、結婚を期に子育てをするなら自然豊かな環境の方が良いと考えていたので、奥さんの実家でもある中標津町に引っ越してきました。
最初は別の仕事をしていたのですが、交通事故にあってしまい治療のため5年ほど東京に戻っていました。その時にファーマーズチキンのフランチャイズ店をやらないかと誘いを受け、自分がやるのであれば大好きな中標津町でやりたいと思い、出店を決めました。
子供が4人いるので、この環境に戻って子育てできることがすごくうれしいです。とにかく地域に根付いて、町の人に愛されるお店にしていきたいと思います。できる限り地元の食材も使用し、この土地ならでのオリジナルメニューも作っていきたいと思います。
どんなメニューがありますか?
ロティサリーチキンは1羽、ハーフ、クォーターとお好みのサイズで楽しむことができます。プレートセットメニューもあり、ライスやサラダのセットメニューもご用意しています。
メインのチキン料理の他にサイドメニューもあります。店内のイートスペースで食事もできますが、テイクアウトでご自宅でも楽しめます。添加物や防腐剤は使用せず、お子様にも安心して食べてもらえるように、手作りにこだわっています。
こだわりは?
広大な大地でストレスなく育った若鶏を使用しています。設備、飼育方法、飼料、健康管理などに関する厳しい基準を満たした若鶏は肉質がやわらかく、鶏肉特有の臭みがまったくありません。ファーマーズチキンでは、安全でおいしい若鶏を新鮮なうちに毎日丁寧に味付けの仕込みをおこなっています。
ハーブは本場ヨーロッパ・中東・アジアから上質なハーブだけを直接取り寄せています。ローズマリーを中心に15種類の厳選されたハーブを丁寧にすり込みます。冷蔵庫で一晩寝かせることで、チキン全体に沁みわたり食欲を刺激する魅惑的な味が生まれます。
骨付きのチキンを丸ごと1羽、フランス製のロティサリー専用マシンのオーブン内でゆっくりと回転させながら約40分間低温で均一にロティー(あぶり焼き)します。余分な油を落としながら時間をかけて丹念に焼くことで「皮はパリっと、中はジューシー」なロティサリー特有の最高の食感に仕上げます。
地域の方へメッセージを
まずはお店に来て、一度食べてみて欲しいということです。
とにかく、焼き立てのチキンを食べてもらうことに重視しています。大体のお店は、焼いておいて保温していたのをお客さんに提供しています。その方がロスが出ないからです。なかには見せるためだけにオーブンでチキンを回しているお店もたくさんあります。そういったお店に限って厨房を見せない、見えないような造りになっています。
当店では、お客様の期待を裏切らないためにも、厨房の様子がお客さんから見えるようなカウンターのつくりにしており、焼きあがったチキンをオーブンから取り出し、お客様の前でカットし、それをそのままお皿に載せて提供するというスタンスをとっています。テイクアウトにも対応していますがお店で焼き立てを味わってほしいというのが本音です。
ファーマーズチキン 中標津店
電話 0153-77-9696
標津郡中標津町東2条南11丁目5-1