中標津町議会議員選挙を終えて─2020
新人議員に聞く。
自衛隊としての経験や主婦としての目線から
【取材】平山 光生(ひらやま ひろみ) 38歳 無所属
立候補のきっかけ
私の叔母が町議会議員を務められていたのですが、私が自衛隊を退官するにあたり、ぜひ若い力でやってみないかと声をかけていただきました。もう少し先のビジョンがあったため、学ばせていただくためにも、昨年中標津町の議会モニターに応募し参加しました。一年足らずの経験ではありましたが、経験を活かし、私も町政に皆様の声を反映させることができるのではないかと思い、町議会議員選挙に立候補致しました。
子育て中の主婦として
子育て中の主婦の目線で、叔母が掲げていた子育て支援の充実と明るい豊かなまちづくりに私も取り組んでいきたいと考えています。
前職は自衛官でしたが、子育てに専念するため退職致しました。
防災力、復興力というところもこの町にはまだ足りていない部分もあると思うので、前職での経験も活かし、向上に向けて取り組んでいきたいと考えています。
例えば2018年の胆振東部地震でのブラックアウトの際に、ボランティアとして活動したい人が、どこに行ってどのような活動を手伝えば良いかわからないという状況でした。それは町や社協だけが取り組むのではなく、町全体で連携を取り、復興に向けて取り組まなければなりません。連携を取り協力できる仕組みづくりを考えていきたいと思います。
教育の充実に関しても課題があると思います。希望する大学に進学するために、中学校卒業後に高校の段階から中標津を出てしまう方が増えてきています。中標津にもより進学に特化したクラスなどがあれば、この町の高校に通う生徒が増えると思います。
福祉に関しては、中標津は障害者の方が住宅に入る際の手続きが大変だとか、入居できる住宅がないという話を聞くので、総合窓口のようなものを設置できるといいと思います。
町の人の声を聞きながら議会を通して町政に反映させられるよう頑張りたいと思います。